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冬物語
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作詞 ふじちゃん |
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降り積もる雪に足音は軽く 君の顔雪化粧しているようで
一粒一粒が肩に降り積もる すぐさまとけて水になる
あの場所に雪を固め バケツを持ってくる
うれしそうに君は 雪ダルマ作り
バケツと木の棒使って作る 僕によく似た雪ダルマは
こっちを見てきてほほえんでくる 声も出ないよ
充分立派な雪ダルマは ついに僕より大きくなった
君も無邪気に笑っているね ほほえみが僕を包む
銀色世界は昨日で終わって うつむく君は今にも泣きそうで
窓から昨日の雪ダルマ見ると バケツと木の棒崩れてた
ベッドにうずくまる 君は子供みたい
だけどかわいくて そばにいたくなる
冬とは思えないくらい外は 暖かくそしてキレイだった
風も吹かない今年の冬は もうすぐ終わる
枯れた木の棒 壊れたバケツ 僕に似たヤツもういなかった
気付けばアイツの足元に 新たな芽が出てる
隣の川には雪どけ水が 流れてどこかをいつか潤す
君も景色を窓から見てる 冬をあきらめた
僕に手を振る姿がまぶしく見えて 春の訪れを告げていた
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