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ナツユキ -陽だまり、帰らぬけれど-
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作詞 霧闇 |
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雪が降り出した夏の空で
君が泣いてるんじゃないかって
一人行くあてのない切なさを
手のひらに爪をかませて
一人ぼっちで 何を思う?
半袖シャツを透き抜ける
白い結晶 冷たいよ
陽だまりの中 歌ったあの頃に
帰りたい ねぇ、帰ろう?
一人ぼっち つぶやいても
ナツユキの中 願った言の葉は
誰も聞いてやしなかった
雪が降り出した夏の空に
僕は伝えたいことがあって
「独り、いく当てのない悲しみは
この僕に全部降らせて」
一人ぼっちで 泣くのなんて
寂しいだろう? だから、ホラ
白い結晶 溶かすよ
陽だまりの中 歌ったあの頃と
変わらぬ 声、紡ぐよ
一人ぼっち 構\わないさ
ナツユキの中 歌った言の葉は
君に届きさえすればいい
もう、触れられないけど
撫でてあげられないけど
君の悲しみは僕が溶かすよ
きっとそれで、僕の切なさも消えるから
優しい雪解け水が 僕を慰めるから
陽だまりの中 笑ったあの頃と
眠るよ ねぇ、おいでよ
二人ぼっち 同じ布団
ナツユキが降る 変わった夏の中
誰も聞いてやしないよね?
ちょっと、恥ずかしいけどね
おやすみ
君の温もりが 君の笑顔が
君の優しさが 君の八重歯が
君の涙すら 君の傷さえ
君の悲しみさえ
大好きだよ
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