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かみさま
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作詞 asK |
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深夜3時 草木も眠る丑三つ時
駅の構\内 トイレの鏡
その前で 君は俯いていた
余りにも酷い顔色して
切ない位の 泣き声で
どんな酷い泣き顔かと思って
見てみれば笑っていた
視線が絡んだ
ぞくりと 悪寒
逃げられないと
悟った瞬間
黒いマリアが 歌うアリアは
錆びた機械音にも似て
締め付けられる 鼓動さえも
君の支配下に 堕落(お)とされる
夕暮れ沈む部屋 紅(あか)く染まる絶望に
掃き溜めの部屋 真っ白なベット
その上で 君は仰向けに寝転ぶ
生気のない希薄な空気
変わらず歌声は 美しく
微笑み見たくて 近寄って
泣いている君に出くわした
指が絡んだ
じくりと 殺意
愛しさの憎悪に
気づいた瞬間
羽根を奪われて 叫ぶ天使は
狂気を振り上げて地を燃やす
奪われていく 呼吸までも
卑劣な罠に 加護を受ける
(かみさま) 何度も空へ向けて呟いた
(かみさま) 何度も空へ手を伸ばした
(かみさま) 欲しいものが何かも
(かみさま) 本当は知らなかったのに
黒いマリアが 歌うアリアは
錆びた機械音にも似て
締め付けられる 鼓動さえも
君の支配下に 堕落(お)とされる
残虐な神に 奪われる
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