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海神(ワタツミ)の漣 山神(ヤマツミ)の風
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作詞 魄鸚 |
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岸に打ち行く サザナミは
何処から やってくるのだろう
遠く果てない水平線から
何を伝えているのだろう
かすかに聞える波音は
はてない海の奥深く
誰も知らない世界から
思いのよぎる 声届け
誰に何を語るだろう
薄れる過去の記憶の中で
一つ二つと懐かしい
幼心の想い出は
波の打つ音色の言霊と共に
水辺に映る 現像は
消えては 現れ 海の中
山から吹き行く そよ風は
何処まで たどり行くのだろう
遠く果てない地平線から
何を運んでくるのだろう
風を わずかに身に受けて
はてない山の奥深く
誰も気付かぬ世界から
忘れ去りし 人を思い出し
貴方に何を語るだろう
行き交う人の その中で
巡り合わせる その顔の
幼き日々の想い出は
さすらう風の オモムクままに
流れ流れて 現像は
消えては 現れ 風そよぐ
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