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素直
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作詞 candy milk |
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今 貴女がここにいないことが
とても悲しいのです。
貴女は何処に居るのでしょう。
いつから居なくなったのでしょう。
貴女との日々 思い出しているのです。
私の傍にはいつも貴女様がおられました。
リアルを知らない私は、
ずっとお傍にいられるものと
思っておりました。
自分が知らない世界を 初めて知った時、
私は立ち向かわずに
恐怖から逃げておりました。
それからずっと逃げ続けておりました。
暗い空間に道が二つ。
一つは今まで逃げてきた道。
一つは立ち向かうための道。
私は道があっても「逃げる道」には
もう 行けなくなりました。
かといって、私は立ち向かう勇気を
持ち合わせておりません。
どちらにも進めなくなってしまった…。
私は形を失い、壊れてしまいました。
人をも信じられなくなりました。
「もう傷つきたくなどない。」と…
その一心で 何も受け入れず、
囲いの中に自ら入って行きました。
そんなことをしているうちに、
苛立ちを覚え、寂しさを覚えました。
人が恋しくなりました。
そう気づいたとき、貴女が今も私のお傍に
居てくださったことに気づきました。
其の時初めて一歩前へ進めました。
どこか懐かしさを覚えつつ、
歩き出しました。
人は貴女様を こう呼びます。
”素直”と……。
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