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貧血
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作詞 どぶはまり |
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飢えている
舌なめずりをする狼も
人様ならば引き金一つ
時代は随分と進歩したな
この世界じゃ法螺吹きも
嘘を考えないといけないね
ほら110番なんて意味も成さない
僕の中で生まれる陽炎
立ち眩む瞬間の快楽
沈むような浮遊感と
透き通るような混濁が蝕む
きっとまだ足りない
飢えている
血を舐め取るようなハイエナは
ニュースの中に溢れてるけど
次から次へと生まれて来る
どの死角も法螺吹きで
常に埋め立てられているけれど
ほら油断をしたらすぐ君も貧血
僕の中に流れる合奏
魔が刺した瞬間に墜落
浮ぶような落下感と
汚されたような純潔が蝕む
きっとまだ足りない
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