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バーヴァ
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作詞 どぶはまり |
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聴こえた声を聴き直す
そんな生き方を続ける僕らは
手の握り方すら忘れていそうで
歩いた道を振り返る
そんな選び方をしてきた昔を
ただ悔やむことしか出来ないままで
取りこぼしてきたことや
選べなかった正解は
今の僕らにどれほどの価値があるというのか
走り続けることをやめた瞬間
僕に理由は無くなって行くけど
靴紐をぎゅっと締め直す瞬間
もう一度息を整えることは出来る
その手をもう一度握り締める時
自らのバーヴァは見えてくるんだ
絡めた指をまた解く
そんな繰り返しを生きてく僕らに
掛け替えなんてもの幾つもあって
過ぎてく時を取り戻す
そんなやり直しを求める未来を
また想像しないで進んでいくから
終りなく続く失敗や
見つからなかった真実が
今の僕らにどれほどの意味を成すというのか
叫び続けることをやめた瞬間
人に違いは無くなって行くけど
ため息をすうっと吸い直す瞬間
もう一度声を奮い出すことは出来る
その手がただ一つだけだと知る時
自らのバーヴァは生まれ出すんだ
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