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宛先:空へ
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作詞 絢那 |
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なぁ、もう二度と届くわけ無いだろうけど
あの頃のように手紙なんて書いてみるよ。
元気ですか? そっちで笑えてますか?
俺はもう あれから一年経つけれど
お前を忘れたことなんてねぇよ。
今もやっと お前に手紙を書けてるって感じ。
笑っちゃうよな。
お前が居ないだけで、俺、何も出来なくなったよ。
お前の所へ何度も行こうとした。
追いかけて、そっちでお前と二人で居たいって何度も想った。
でも、その度にお前が夢に出てきてさ、俺の事怒るんだよな。
お前がそうしてるんだって、わざわざ俺を怒りに来たんだって思ってさ。
・・・つか、お前かわんねぇな。お節介だよな。(笑)
変わる時間、なくなちゃったもんな。
最後に喧嘩したこと、すっげぇ後悔してるんだ。
あの時俺が追いかけてたら、変わってたのに。
お前は夢の中で言ってたよな?
「もっと生きて、幸せになって」って。
俺だけ生きてても意味ねぇんだよ。
お前いなきゃ幸せになんかなれっこねぇんだよ。
分かれよ、それくらい・・・。
なぁ、ちゃんと届いてんのか?
宛先を空って書いて、紙飛行機にすりゃ届くって聞いたケド。
情けねぇよなぁ。
前の俺じゃ「馬鹿じゃねぇの?」って笑ってるぜ?
なのに今は信じてやがる。(笑)
・・・届いたんなら手紙書けよ。
そしたら俺も、また必ず書くから。
それじゃぁ、また。
差出:地上・・・
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