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DEATH
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作詞 ■chess■ |
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死に逝くモノたちへ せめてこの嘔を捧げようか
痛みすら感じない夜の中で
独り永遠の眠りにつくことを 私が許さない
私を置き去りにしないで
魂は森に捨てていいから この腕だけは持っていって
何もない? 闇がある
誰もいない? 私がいる
何も聞こえない? 悲鳴が轟く…
生微温さに 吐き気を覚えた 声を失った
決して覚めることのない夢なのに 死ぬことすら許されない
朱に染まった手が 心臓を握っている いつでもすぐ潰せるように
寥しくないようにと 恐怖と絶望を傍において
死に逝くモノたちへ せめて血と涙を捧げようか
痛みに耐えられず 死神を呼び 溺れてしまわぬよう
その足を 髪を 私が放さない
私を閉じ込めたりしないで
貴方が望むなら この眼をあげる 指をあげる だから殺さないで
何がない? 光がない
誰もいない? 貴方がいる
何も見えない? 血に塗れた…
カウントダウンが始まった 逃げ場がなくなった
地獄へ足を附けて 拒絶し 否み この血が流れ切る前に
興味を失った その心臓から
次は何をねだる? もう何もない
あるのは幻覚と 原形をなくした部品たち
望むものは ずっと ずっと ただ一つ…
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