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十\字路
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作詞 テンテン |
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何故かしら心の中にポッカリ開いた小さな穴に
満たされない想いを抱えてる
手にした温もりをポケットに入れたままじゃ
冷めちゃうよな 大切にしてるつもりでも
そこここらに落ちてる他愛もない感情で
バランスとっていても
最近じゃ心の底から笑ったり泣いたりすることもないなぁ
携帯登録メモリ ペ−ジを変えては
それなりに満足してた過去(きのう)が急に虚しくなる
わずかな心のつながりは冷めてしまっていても
この手で直接温め直すしかないんだ
行き交う人の群れ もまれてく都会で
ふと見上げた空は青く
変わらないものもきっとあるんだと
言い聞かせてはまた進むよ
”それぞれの生き方があるよね”
僕らはそれで良かったんだと
あの頃の強がりに誰が答えを出してくれるんだろうなんて
”あなたを見てると私も歳をとるはずだわ”
口癖のように言い出した母よ
僕はとまどっているんだ 鏡の中の自分に
理屈付けをパズルのように当てはめた日常の中に
たまには違う景色をはめ込みたくなる
”知らない扉を開けたら何があるんだろう?”
行き交う人の群れ もまれてく都会で
振り向けば足跡さえ踏み消されて
目の前に広がるいくつかの道の上で
いつも立ち止まらされるけれど
僕ら悩まずには今を歩けない
答えなら未来(あした)の自分が知っているはずだから
きっとそんなに急がなくても大丈夫・・・
その十\字路でふと迷っても
そこで何もかもが決まるわけじゃないさ
後悔に出くわすたびにまた新たな道を進めばいい
時には壁を乗り越えて
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