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Boy
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作詞 from.K |
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長く列をなす雲の行方を見て見ぬフリしては
想い描いた夢とは違う現実のギャップに涙した
遠く 遠くから君を愛することなど
それもまた儚い希望だろうか・・・
君の場所まで空は続いているのに
張り裂けそうなこの心の痛みは伝わらない
新しい世界を選んだのは僕自身だけど
君よりも先に後悔の雨に打たれたのも僕自身だ
「こんな距離には負けないから」
あの時に強く言い放った言葉は嘘になるね
優しい声を毎日くれても寂しさが少し癒えるだけ
愛しかった時間は今 ただの飾りに変わってしまった
流れる人波に自分の夢を混ぜ合わせ
忙しさを理由にして考えないようにしていた
暑く 暑く太陽光が僕を枯らしてしまうまで
それでもふとした瞬間に浮かぶ愛しき姿・・・
君の手の温もりを今まで保って来たけれど
僕が本当に欲しいのは繋がってるはずの心
新しい世界は思っていたよりも深く
独りじゃ何も出来ないってことが解ったよ
「二人なら離れても変わらずいられる」
あの時はこんな未来なんて望んでなかった
逢いたくても逢えない現実をくり抜けられたら
そこに止まったままの時間を動かす何かがあるの?
いつか必ず二人の哀しみを偽りない愛で熔かし
この馴れた世界で共に空を見上げよう
あの時の言葉を嘘で終わらせないために
「君だけを愛している」
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