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愛の在る場所
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作詞 the show |
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少女は、銃を抱え今日も祈る。
少年は、人を殺し今日も祈る。
いつの日か、あのビルがなくなった場所に、愛が溢れる様にと・・・
難しい事を知る必要なんてない。
ただ、大切な事さえ忘れなければいい。
右も、左も分からない、
ただ、愛の在る場所さえ覚えてればいい。
今を生きる事はとても大変な事だから、いつか見失ってしまうかもしれない。
だから、祈ろう。 今は、ただ祈ろう。
神様、僕達は、たった一つの事だけを祈り続けます。
それは…僕等の居る国が、富む事でも、大人が恨んできた国が滅びる事でもない。
ただ1つ…切実に祈るは、この惑星に愛が溢れること。
あの線を越えた国に、この海を越えた国に、あの山を越えた国に、あのビルが消えた国に、
どうか、愛があふれん事を…。
憎みあったままじゃ辛過ぎるから。
どうか神様、僕等の祈りに気づいてください。
どうか神様、愛を求める声に気づいてください。
少女は今日も、銃を抱えて眠りにつく。
少年は今日も、人を殺し眠りにつく。
あのビルがなくなった場所に、愛が溢れている夢を見る。
それは、いつの日か少女の手から銃が消えた日。
それは、いつの日か少年が血を、浴びなくなった日。
難しい事を知る必要なんてない。
ただ、祈ればいい。
今は、まだ夢のなかに溢れる、愛を抱いて、ゆっくり眠れる日を待てばいい。
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