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表\裏一体
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作詞 リューえもん |
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ある人は涙をながしているでしょう
ある人は笑いすぎて泣いているでしょう
でも僕は左手と右手に黒と白の選択を
同時に隠し持てないだろう
義理とか正義とかできっと僕は動けない
赤の他人に手を差し伸べる勇気がないからだ
絵に描いたような人間になりたくても
テレビに映っている悲劇を見ながら
ビールを片手にだらだら過ごしている
そんな自分にやっと気が付いた
誰もが家に鍵をかけることで
簡単に世間を切り離していく
社会の煙を吸わないようにして
皆、世界中を容疑者にしようとしている
今、僕に何ができるだろう
僕の良心は何をしても許してくれないかもしれない
でも大切なものが
すぐ傍にあることに気が付いた
僕は二人の人間から生まれてきた
そこにきっと愛があったはずなんだ
人の歴史をつなぐ架け橋は
愛という単純な感情だと信じるしかないんだ
あいまいに世のため人のためだとか
きれいごとで誤魔化そうとしていた
混沌を螺旋状に並べてしまった
冷たい時代の風をうけて臆病にならないように
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