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ちっぽけな幸せ
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作詞 木枯泡沫 |
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あの日 君を失う直前
僕は君へのプレゼントを選んでたんだ
「腕時計が欲しい」って言ってた君は
ふくれっ面して待ってると思ってた
驚かしてやろうと走っていった
待ち合わせの場所 たたずむ君
僕に気づいて駆け寄ってきて
そこで 僕らのちっぽけな幸せは消えた
あの時信号は青だった
あの時君は笑ってた
なのに僕らはもう会えない…
二度と触れることができない
君の頬は冷たくて…
ただ ちっぽけな幸せを
掴みたいと願っていただけなのに…
「サヨナラ」なんて言えるはずがない
あの日 確かに僕らは幸せだった
あれから七年たった今でも
あの時以上の幸せは見当たらない
ちっぽけな幸せが 最高の幸せで
それを失った僕に いまさら何ができるというのだろう?
どれだけ時が流れても きっと僕は忘れられない
この手がもっと大きければ
この手がもっと強ければ
この僕にもっと力があれば
君を失わずにすんだのに…
ちっぽけな幸せを失わずにすんだのに…
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