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無常
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作詞 High |
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あなたの骸をみて三年の星霜
私たちの愛児は七五三
この子の笑顔が禍福の中の幸せ
ああ…かわいい子
抱きかかえた稚児は枯葉のように鴻毛
笑顔が薄れこの子の顔が黒ずむ
触れている手が温もりを失い始めた
涙をこぼし呻く我が子
誰か…誰か…手を貸してください…
目を瞑りながら祈り続けた
この子が恙無い日々を過ごす事を
涙を流しながら
雪が降り積もる外界
真っ白のお化粧は壮美
アナタの命日に私も紅白粉
凍みる水面を水鏡にして
笑みながら化粧ふ
アナタとの鎹のあの子は大きくなりました
墓前に供える水仙
悲しく降り積もる雪花
抱き抱えたこの子は黙したまま
冷たくした手を握り
嘆き続ける優女
慟哭の響きが山に木霊する
何もかも終ればいいと
心の中が強くささめく
涙を堪えて歩き始めました
七五三のお祝いをするために…
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