|
|
|
あたしと不登校。
|
作詞 七海子☆ |
|
あたし、元不登校児。あえてふせてきたけど元不登校児。
小学校の頃、つるんでたグループと一緒に悪口言ってた。
グループから外されるのが嫌で悪口言ってた。
あたしに悪口言われた人、世の中で言われている人、
一度でも言われてた時期があった人、ごめんなさい。
本当にごめんなさい。
ある日あたしはグループ内でイジメにあった。
外からは仲良く見えたけど、マジでイジメられてた。
つらくて逃げた。グループから、学校から逃げた。
長い間、逃げ続けた。挙げ句の果てに転校した。
こんな事言って許される訳じゃないけど、耐えられなかった。
耐えて学校へ戻る勇気がなかった。とにかく逃げた。
逃げて変わった。悪口を言うあたしは卒業した。
前の学校のあたしは、あたしであってあたしじゃない。
グループに残る為に作ってたあたしだった。
グループに残る為とはいえ、あたし自身の意志だ。
結局は全てあたし。作ってたあたしも1人のあたし。
自分を変えて素のあたしで生活した。
楽だった、楽しかった、今まで間違ってた。
不登校の時、あたしは誰とも喋らなかった。
親とも喋らなかった。笑わなかった、いつも泣いてた。
でもある日テレビを観た、お笑い番組を。
不登校になって初めて笑った。
「笑えばいいんだ」って気付いた。
それからは喋らないと生きれなくなった。
その日から、将来の夢ってヤツができた。
「芸人になりたい」と思った。なるって決めた。
それから新しい学校で頑張った。本当の友達もできた。
中学校へも行って、今までの自分が消えた。
でも父親の転勤が決まって東京へ転校した。
でも東京でも素の自分を出す事ができた。
楽しい学校生活が送れた。今も楽しくてしかたない。
でもまだあの時の夢は持っている、変わらないで。
「芸人になりたい、芸人になってやる」
不登校になってよかった。いろいろ考えられたから。
自分の間違いが治せたし、何より夢が見つかった。
支えてくれた家族、ありがとう。
今は自分が好き、大好き。こんなに変わった。
自分と家族と何かによって変れた。
今、学校へ行ってないアナタ。アナタも変れるよ。
自分を見つめ治して、頑張って下さい。
|
|
|