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特等席
作詞 美奈月
 




 頬杖付きながら微笑みかけてくれる
 君はもう何処か遥かな空へ消えて
 君の特等席だった僕の隣には
 ヌクモリさえ 感じ取れなかった

 君のはにかんだ照れ笑いが好きだった
 全てスベテ 堪らなく愛していたのに

 窓際に置いた2人写った写真の中で
 君はまだ 僕に微笑み掛けるから
 僕は2人肩並べた時間を忘れずに居る
 ずっと想っていれば また会える気がして
 

 抜け殻になった隣に空白模様
 何時も指定された席に座っていた君は
 真っ白な僕のパレットに色鮮やかな
 君色を鏤めて 消えていった

 笑い合った時間が既に懐かしく
 きっときっと 君との時間も忘れ去る
 
 君の事忘れない なんて無責任に言えない
 きっと何時か全て忘れてしまうから
 だから僕は全て消え去るまでの時間をずっと
 ”君の事 忘れない” そう言えるように
 
 今日も君の特等席に座る影は無い
 君の好きだった蒼い空を仰げば
 目蓋の裏に張り付く君の笑顔をまだ僕は
 まだ僕は... 忘れずに居るから君もまた

 僕の事 忘れないで居て
 

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 特等席
公開日 2006/03/26
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント 最愛の人が亡くなってしまったと言う歌詞です。実際に有ったら辛いだろうなと思いながら投稿しました。。
美奈月さんの情報
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