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diamond
作詞 サブマリン
斑模様で 少し枯れている
紅色の絨毯と頬 錆びた窓枠
少し間を置いて 老人は右を指さす

遮った日光が赤紫のカーテンで
彷徨い嘆き 僕を捜している
無知であるがゆえ 知らんぷり

ずっと世界は夜だと信じている
狭い見識の中では愛を見出だせない
少し皮肉り 或いは戯言抜かして過ごす日々
見せかけの宝石を振りかざして

敬遠気味の僕に 老人は続ける
言葉の破片が埃と同化して
少しむせた
朽ちた天井を見上げて 老人は少し笑った

まるで 僕の人生を見透かしているように
寒気立ったのを 僕は覚えてる
タバコの煙が 喉を突く

きっと心は闇だと捏ねている
己の百分の一も知らないくせに
まだ見ぬ空に想いを馳せながら 流す涙
その雫がいつか七色に映る事も知らず

老人が姿を消してから
僕は一人 物思いに更けて 打ちひしがれて
それから月日は流れ
窓へと流れる風の音を聴いた
身を委ねて 靡くカーテンの向こうへ

やっと 光が降り注いでくる
「空って青かったんだ、初めて知った。」
少し振り返れば 暗黒では 無く
七色が世界を繋ぐ
僕だけの宝石を胸にしまって

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル diamond
公開日 2006/03/07
ジャンル ロック
カテゴリ その他
コメント ダイアモンドは、暗闇でも微かに光るそうです。ホコリまみれになりながらでも、砕かれそうになっても、光り続けたなら、青空の下、無限に輝ける。そして、七色が世界を繋ぐ。
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