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人デアル私ノ最モ『ヒト』的ナ行為
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作詞 ストロベリコ |
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沈んで行く私の中に在るのは
重い錘ばかり
いつの間に飲み込んだんだかわかんないけど
ただただ重いソ\レは
もがく私を沈めるばかり
お腹を触るとなんだかぼよぼよした
きっとソ\レに形というものはないのだわ
と
私は思った
きっとソ\レを形どっている物は
不安だとかそういう何か嫌な物ばかり
なんか突然泣きたくなったからわーわー泣いてみた
ぽろんぽろんと涙が流れた
涙は黒かった
マスカラのせいだろうと思ったけど
もしかしたら違うのかもしれない
なんか突然笑いたくなったからげらげら笑ってみた
笑いすぎて咳が出た
むせて息を吐きまくったらなんかお腹が引っ込んだ気がした
気のせいだろうと思ったけど
もしかしたら違うのかもしれない
沈みに沈んだ私はこれから浮上していくのかもしれない
もしかしたら今もうすでにしているのかもしれない
泣いたり笑ったりしながら
ソ\レを少しずつ吐き出していって
ソ\レと知らぬ間に浮上して元気になっているのかもしれない
ああ、それってなんて
人間的な行為なのかしら
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