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卒業証書
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| 作詞 五ヶ瀬の芝生 |
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咲いた桜 空に舞って 門出の道に花を添える
その上を一歩 また一歩 前へ 進める足取り なぜか重たく
いつも通りの朝は訪れ 目指すは学び舎 飛び交う会話も
いつも以上の大声を上げて 思い出話に花を咲かせる
怖い教師も 優しき先生も 今では遠くに感じてしまう
騒ぐ人々次第に静まり 共に過ごした日々の思い出
一つ一つ思い起こして 一つ一つに涙浮かべて
手にする卒業証書を見つめて 幾度も乗り越えた 数々の出来事
全ての思いが託された紙切れ 遂に掴んだ 生きている証
愛しき君よ 永遠の友よ 今では心から素直に言える
憎き兄弟も 心広き両親も 今まで本当にありがとう
またいつか会える日が来ると信じて待っているよ
遠ざかる それでも歩みゆく それぞれの旅路に幸あれ…
背中を向ける 去りゆく友に 言葉の一つもかけられないまま
時が過ぎてく 時間よ止まれ あと少し全てを感じたいから
霞みゆく 友の顔 時計 学び舎 思い出の場所
忘れない 出会った友への怒りも また 喜びも
またいつか会える日が来ると信じて待っているよ
遠ざかる それでも歩みゆく それぞれの旅路に幸あれ…
後に残った それぞれの過去も いつか重なる過去に埋もれる
思い浮かぶ 教室の隅の 消えない思い出の落書き…
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