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黒い汽車の唄
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作詞 K! |
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白い煙を出す黒い汽車のこっち側に僕は立ち
そっち側に君が座る
「忘れないで」「忘れないよ」
何度も繰り返す この言葉
忘れない自信は腐るほどあるんだ
まぶたを閉じれば ほら
君と走った道も 君と触った花も
全部僕は思いだせる 大丈夫
君はどうだい?思いだせるかい?
ゆっくり車輪を動かす黒い汽車の中
君を乗せて走り出す
なにか忘れてる?なにか忘れてる?
伝えたいこと なんだっけ
言うべきことは言った気がした
気づけば僕も追いかけてる
君と泳いだ海も 君と歌った唄も
全部僕は思い出せる なのにどうして
僕はどうだい?思い出せないのかい?
手は振れない 精一杯僕に手をふる君に手は振れない
まだ行かないで まだ行かないでくれ
伝えなきゃいけないことを 僕はまだ言ってない
これ以上追いつけない柵のこっち側まで
僕は君の乗る黒い汽車を追いかけた
君と笑った雪も 君と感じた風も
全部僕は思いだせる
だけどきっといつか
君のことは忘れてしまうんだろう
だけどきっといつか
僕は君に伝えたかったことを思いだすよ
僕に残ったのは 黒い汽車の白い煙
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