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しもやけ
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作詞 ○o。愛香。o○ |
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あなたの隙間を埋めるように
積もる雪は 微かに温かかった
息継ぎには時間がいる
あたしはいつまでも慣れないなぁ
与え奪われ 過ぎ行く季節で
冬という温かさを身に纏(まと)ったあなたに
あたしはまだ、怖がってるの
赤い両手は 感覚を失した
普段以上の寒さに首を竦め
あたしは滞った空を見上げた
乾いた景色が滲んで
また一つ、温かい呼吸を零す
この手を差し出せば 雪は溶け出して
冷たい風があたしを掻き消すの
どうして、あなたなんだろうね
夢みた景色は 結局“夢”のまま
与え奪われ 過ぎ行く季節で
冬という冷たさも身に纏ったあなたが
迎えに来ると、約束の場所
赤い両手は 感覚を失くしたまま
零した呼吸は やっぱり温かい
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