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弱さも男らしさ。
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作詞 KUNIJ |
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冬になると思い出す。
突然の電話。
呼び出された私。
まだ温まっていない車の中。
キミから少しアルコールの匂いがした。
暗くて見えないキミの顔。
フロントガラス見ながら
俺は誰にも必要とされていないのか?
キミは泣いていたね。
納得できない彼女との別れ。
会社で認めてもらえない悔しさ。
普段誰よりも
男らしさにこだわっていたキミ。
彼女へプロポーズの時に渡すダイヤモンド。
受け取ってもらえなかったら
オマエに半額で売ってやるから
好きなやつ選べって
そう言ったキミの顔に
不安なんてちっとも見えなかった。
泣いていいよ。
情けなくなんかない。
弱さを見せることだって
勇気のいる事だから
強がっているより
男らしいと
私は思うよ。
涙でぐちゃぐちゃの顔
抱きしめる事しかできないけど
気がすむまで
泣いていいよ。
何時間たったかな。
キミは
俺を必要としてくれる人がいたら
俺はそいつのために生きる
って。
もう死にたいなんていわないでね。
私の大切な友達。
キミはいま
キミを必要とする人に出逢えたのだから。
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