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闇の中の僅かな光
作詞 天観聖
煌くシャンデリア 弾けるシャンパン
誰かの高笑いが耳を通る
輝く宝石達 鮮やかなドレス
誰もが楽しそうに食事をする

高そうなワインを片手に 微笑ましく手を握り合うのは
闇の世界の大ボス達

偽りの笑顔を張り付けて笑うのは もう慣れた
仮面を外そうなんて 思わない
我らがボスを守るために 笑顔を捨てたのだから
歩き続けよう 闇の道を……


手に持ったマイクで 響き渡った
我らがボスの言葉達
「裏切り者には 死の祝福を」
誰もが拍手を送り出す

そんなボスの傍に佇む 一人の少女と目が合った
我らがボスの一人娘

少女の横顔に 誰かの面影が重なって
覚えているようで 思い出せない
今はもうその誰かは 遠過ぎる所に居るような
そんな少女の微笑みに 涙した……

少女は歩み寄り 私に問い掛けた
「なんでそんなに泣いてるの?」
”なんでもない”なんて言えない自分が そこに居た
「お願い……父を止めて……」
「え?」
「昔の、優しかった父に戻して……」
少女は心の中で涙した 私には分かった


今思い出した 少女の微笑みは
昔愛したアイツに似ていた事を……

冷たい心に決め付けた 少女のこの言葉に動かされ
「私をここから逃がして……」
「分かった……絶対に……ここから連れ出してやる」
想い出の中の君に 問い掛けた

「なぁ……これで良かったんだよな……」

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歌詞タイトル 闇の中の僅かな光
公開日 2005/11/11
ジャンル ロック
カテゴリ その他
コメント 天観聖です! 第二章の第四幕は、マフィア同士のパーティに出席した主人公が、ボスの一人娘に恋をしたっていう話です。なんか小説みたいになってるし。「Melty Shadow」の最後はどうしようかな。
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