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BREAK OF DAWN
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作詞 サイコ |
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ながいながい夜、夜明けはすぐそこなのに
夜の街には、揺らぐ炎と怒りが広がる
瓦礫と骸が散らばる街に、君を失った
時間は愛しい人を連れていった
夜明け前の街は業火によって灯された
黒い煙は天を目指し、夢を運ぶ
空は再び黒く染まりだし、灰が街を白くする
空で飽和した夢は、灰となって
街の涙を誘い出す
灰が降りそそぐ街は、雪化粧のよう
本当は悲しい景色も、美しく見える
降り積もる人々の悲しみは、この街の涙で流れゆく
街の涙は夢を流し、何もかもを押し流す
この街に存在したことも、誰かに愛されてたことも
夢が消えた街には、瓦礫と灰だけ
人々の証はもうない
誰もが知らなかっただろう
愛しい人が消えるなんて
誰もが知らなかっただろう
同じ夜明けを迎えられないなんて
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