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秋雨
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作詞 深冬 |
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秋雨は冷たく
私の体を冷やしていく
あなたの心を冷やしていく
『サヨナラ』
あなたの口から零れた言葉
返事も聞かず
背を向けていくあなた
追いかけてきた私に口づける
触れられた唇はこんなにも温かいのに
あなたの見つめる瞳は冷たい
『イカナイデ』
それは言えない・・・言ってはいけない
雨に打たれたままの私に
傘を差し掛けてくれた人はもういない
いっそ雨に溶けてしまいたい
零れ落ちる涙は雨に溶けていくのに
私は溶ける事無く存在している
きっと
どんなに雨が降ったとしても
私は形を留め生きていくのだろう
冷たい雨に濡れた私の心は
未だあなたを求めて涙を流しています・・・・・・
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