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冷たい頬と日曜日
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作詞 アメスピ太郎 |
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窓を開けると フローリングからは冬の匂いがした
冷たい風が弱虫な僕の声帯に優しい
そんな朝でもドラマのようには迎えてくれない
君と僕は今日 そして明日の事さえ考えなくては
こんな時くらい 雪でも降ってくれれば・・・
そうすればなぜか分からないけど 嬉しいから
君と見た雪に浸りたいんじゃない
せつな的に過ぎ行く答えがほしいんだ
雪はそっと溶けて行く 雪のようになりたいとさえ感じた
冬の冷たい暖かさを いとも簡単に溶かしてしまうような
そう あれは真っ白な幻想 僕の手に舞い降りた真っ白な幻想
溶けてなくならぬよう大切に
君と僕の二年七ヶ月 雪のように溶けてなくならぬよう
ドラマのような恋はない ドラマのような別れもない
僕にだけ訪れた幻想的で現実的なとても素敵な12月
君と僕に訪れた 筋書きナシのラプソ\ディー
どうか身体に気をつけて そっちはきっと寒いから
白い雪が君にはとても似合ってた
まるでドレスのように まるで溶けてしまいそうに
そうあれは真っ白な幻想 君の手に舞い降りた真っ白な幻想
溶けてなくならぬよう大切に
君と僕の二年七ヶ月 雪のように溶けてなくならぬよう
誰もが今日 幸せを見つけるワケじゃない
ただ僕は外に出たいんだ
頑張るとか幸せとかはどうでもいい
君と見た雪がもうすぐ降る気がするよ
ほら、君は雪雲を見つけるのが上手だった
いつも僕に自慢してたね
今日は僕にも見つけれそう
君より早く見つけよう
はしゃぐ息が白く空へと昇ってく
こんな日曜日だってあっていい
筋書きなしのラプソ\ディー
きっと溶けないラプソ\ディー
冷たい風がこんなに気持ち良い
そうだ、新しいジャケットを買いに行こう
幸せとか勇気とかはどうでもいい
遠まわしの訳もなく こんな日々も嫌いじゃない
こんな僕のラプソ\ディー
雪のようには溶けぬよう
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