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二つの顔を持つ空
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作詞 腑浦 類 |
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日を沈むのを見送った
こうして、今日が終わるんだね
暖かな時間がこうして終わってしまうのだね
朝日が上がるのをずっと寝ずに待ってた
夜はどこか冷たくてはやく逃げたかったんだね
とりあえず、ベランダから顔だして
小さな掌で太陽を掴もうとした 無理だと知っていたのに
光で焦げたのはこの世界
汚れてはいない まだ太陽が照らしているから
だから僕が今見てる世界は
ただ仮面を被ってるだけ
月は無情にしか見えなかった
ただの空に出来た穴なのだから
すべての記憶はいつかきっとそこへ吸い込まれてしまいそうだ
それだから僕は寝れなかった
きっとすべてを覚えていたいんだ どんなに痛くても
月光に照らされたこの世界
美麗だった だからこそ恐ろしいんだ
だから、僕が今見てる世界で
僕は怯えてるだけ
僕は可哀想かい?
二つの顔を持った空に聴くけど
そんなものに答えは無い
そう、思わないか?
光で焦げたのはこの世界
汚れてはいない まだ太陽が照らしているから
だから僕が今見てる世界は
ただ仮面を被ってるだけ
そう、汚れてはいない穢れてもいない
まだ、太陽が見捨てていない
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