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カゲオクリ
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作詞 空繰技師 |
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弱音をこぼさずに
誰にも弱音をこぼさずに
ただ 生きていたかった
傷つけることなく
誰をも傷つけることなく
ただ 死んでゆきたかった
腐敗がとまらない感情に
かけられる言葉は無く
一生は儚い
さながら風に舞う獣の花
目を開けて見る現は
切り刻まれて光に舞っていた
罪
壊し続けた
ひたすら壊し続けた
ただ 他にできなかった
死んだ振りをした
ひたすら死んだ振りをした
ただ 何もしたくなかった
枯渇し終わった感情に
与えられる幸せは無く
余生は虚ろに
さながら地に伏す数多の蝉
空のまま求めた希望は
水平線の折り目で待っていた
夢
与えられる罰はなく
付きまとう影だけ残る
午前四時の太陽に見守られ
今 影送ろうとして
今更 手遅れなだけ
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