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絶望の祈り
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作詞 小豆色 |
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怒りに身を任せてみたくなった
あまりにも残虐すぎた
この日々を変える私達が
この日々に慣れてきてしまっている
巡る人波
大切な物を 探す
あてもなく歩く 自分
泣きたくなるほどの
孤独感
すれ違う人は
私を見て あざ笑いもしない
だからって 哀れんだりもしない
私は あの瞳の中にすら住めない
孤独感は増すばかり
笑顔が曇る 言葉が無くなる
魔女が私に 魔法をかけた
魔女が私に 呪いをかけた
そう信じていた
この魔法は魔女がかけた わけじゃない
この呪いは魔女が願った わけじゃない
あの 冷たい瞳達が かけたんだ
あの 押し寄せる孤独が かけたんだ
“愛してる?”
返事はない
“愛してる?”
誰も振り返らない
振り返ってくる微笑みは 無い
誰かが 一緒にいてくれないだろうか
“愛したい”
優しい声 同意する声
誰がくれるんだろう
あまりにも残虐な この世界
怒りが心の中に ある
泣いている子 泣かせたのは誰?
この日々を変えるのは 私達のハズなのに
この日々を変えることに
絶望を 感じてしまった
私一人では 出来ないだろう と
諦めるしか 無かった
この世界の循環を
祈るしか
無かった
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