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秋桜
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作詞 希由 |
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秋の足音がゆっくりと近付いてくる
触れることのできない風にそっと身を寄せて
君を想うのはこれで何度目になるのか
夏に肩の上まで切った髪も
今では元の長さまで伸びてきた
君を忘れたはずなのに
心だけはまだ抜け出せずにいる
どんなに強がっていても
君は気付いているだろう
切なくて
涙するほどの夜空が憎かった
早咲きのオレンジのコスモス
人ごみの中に凛とそれは咲いていた
そんな姿を羨ましくおもった
伝えてはいけない想いを
まだ捨てきれずにいる
遠回りしてみても
結局同じ道にもどってくるのはなぜ
いつか届いてほしい
今秋風にそっと君への想いを託すよ
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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