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氷 面 鏡 −ひ も か が み−
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作詞 遊唖 |
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大好きやった あの人
すれ違う度 胸が踊って
一緒におると楽しくて
片思いの間は アタシの楽園で
あの人の隣はアタシのオアシスやった
願いが叶ったあの日
これからは アタシの特等席になって
手を繋いだり キスしたり
何でも嬉しくて 新鮮で
あの人を失うのが 怖くなった。
手を離すと 永遠に戻ってこないような
そんな恐怖もあった。
でも そんなスリルが大好きやった。
そんな日も 憂鬱になった
あの人の視線が嫌。
小さな傷が 広がって
不満が積み重なってった
当然 欠点なんてなかったハズ
イイトコばっかじゃないに
決まってるやん。
ワガママを 抑えても
結局アカンかった。
もう アタシの気持ちは
あの人の元にはなかった。
もう 想われへんかった。
そして アタシはあの人を手放した。
見捨てたって言われても
しゃあない。
でも もうアカンかってん。
そこで やっと気付いた。
“アタシは 片思いに恋してた”
何で こんなに切なくなったんやろう。
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