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薔薇の花道
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作詞 銀緒 |
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バラバラに散ってゆく 真紅の花びら
もうもとには 戻せない
もうすぐ 旅立つ 遠くへと
僕には 抗う術がない
青ざめた 細い指先を
温めるぐらい できるのは
降り注ぐ 月光 途切れた雲
紅い花は 今 咲き乱れて
バラバラに散ってゆく 真紅の花びら
もうもとには 戻せない
頬をつたう 涙にさえ 気付かずに
ただ夜空を 見つめてた
白く 冷たい そう雪のように
凍えそうな 心を 抱いて
独りじゃなかった 僕も貴女も
そして僕らは 離ればなれ
降り注ぐ 悲涙 覆う雨雲
どれだけ時が 流れただろう
バラバラに散ってゆく 真紅の花びら
もうもとには 戻せない
薔薇の花に 囲まれた 道の上
貴女は此処を 去っていった
ひとつ ひとつ 欠片を拾って
何を 望んでるんだ
亡くしたものは 還らない
どれだけ 願おうとも
バラバラに散ってゆく 真紅の花びら
もうもとには 戻せない
薔薇の花に 囲まれた 道の上
貴女は此処を 去っていった
頬をつたう 涙にさえ 気付かずに
ただ夜空を 見つめてる
熱い胸の中 溢れる想いを 殺しながら
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