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しにがみ
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作詞 小桜 楼蘭 |
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いつもと同じ朝 いつもの生活に
神は終止符を 少年に捧げた
崩れるアスファルト 下敷きと生き埋め
助けと祈りなど 届くことはなかった
リン―\―\―\鈴の音色 しにがみとくろねこ
目には涙浮かべ 悲しそうな顔で
「…どうして―\―\が泣くのさ?」「…そ…れはね。」
どこまでも澄み渡る 踊りの音色
キレイなステップで 少女は舞う
風吹く嵐が丘 立ち竦むしにがみ
空に向かい合わせ 一人聖歌唄う
傍らのくろねこ 慰めの言霊を
少年に投げ掛け 共に歌を唄う
―\―\―\―\小さな声 風に打ち消された
ありがとうと一言 少年は言った
光となって登る 魂の欠片
最後にくるりと 回り消えた
大丈夫 怯えないで 痛くなんかない
もう一度会おう 生まれ変わった時
「―\―\死んだ人は泣けないから、代わりにに泣くの。」
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