|
|
|
秋夜の二人
|
作詞 天川 蒼哉 |
|
寒さが近付く秋の夜
二人で向かうよ秘密の場所へ
無邪気に大きな声出して
はしゃぐ君の姿がまた君らしい
並木道の上の紅い葉は
僕等を向かえる綺麗なアーチ
気付かず変わってた秋の樹が
何だか知らずと時間の流れを思わせる
乾いた 秋風 ただ過ぎていく
二人の手の温もり運んでく
冷たい 手のひら そっと息かけて
歩いた向こうは 月と七草の秋景色
そこだけ世界が違うように
寂しいくらい視界に広がる
僕が立ちつくしていた隙に
景色の中に混じって遊ぶ君がいた
秋草掻き分けその先に
光を集める不思議な地面
中心に君は駆けだして
夜空を見上げて楽しそうに廻りだす
透き通った 虫の音 空響く
二人の世界に今、澄みわたる
月明かりに 照らされ 舞う君は
僕の心を奪って満たしてく
長い夜の遥か彼方に
響く二人の笑い声
ふわりと浮かぶ小さな光
君と僕の世界を包み込む
両手伸ばし 優しく触れて
想い出の欠片拾い集めよう
小さな 手のひら ギュッと握りしめ
心に広がる君の温もり
君の瞳 僕をじっと 見つめてて
笑顔で幸せそうに喜んだ
今 この場所で はっきりと 叫べるよ
僕は呆れるくらいに君が好き
星の光 僕等の 恋の色
剥がれることなく煌めいてるよ ずっと ずっと
|
|
|