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灰色の街
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作詞 渡辺朋美(ワタナベトモミ) |
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笑顔のない君の表\情に
僕は笑顔を取り戻すことができるかな
灰色になって色を失ったこの街に
色を取り戻せるかな
人は冷たくなっていく
楽しさも嬉しさも忘れて
自分のことに精一杯で
他人のことを忘れていく
みんな無表\情になって笑うことを忘れて
灰色の世界で毎日を過ごしていくんだ
僕の足元には微かな色が残ってる
周りはそれを汚いもののように見るんだ
君も笑っていないね
僕が笑わしてあげようか
おかしいんじゃないって顔で君は見てるね
違うよ おかしいのはこの世界だよ
手を伸ばして迎えにくるから
僕の色が残ってるうちに
君も手を伸ばして僕の手を掴んで
一緒に帰ろう
灰色の街に住んでる人々達の心は冷たい
氷のように冷たくて僕達を突き放す
それはただの意地っ張りで
常識化したおかしなことで
みんな笑っていいんだよ
灰色でいる必要なんかないんだよ
色んな人に手を差し伸べて
色のある世界に戻していく
僕の足元の色は全身へと広がる
君も笑ってきたね
その笑顔とっても素敵
みんな笑ってる顔の方がいいよ
無表\情なんてつまらない
表\情をなくしたなんて言わないで
悲しい時は泣いて 嬉しい時は笑って
辛い時は苦しんで 苛立つ時は怒って
みんな明るくなっていく街もどんどんと
さあ僕の役目は終わったね
元の居場所へ帰るよ
小さくなる華やかな街
通りで手を振る君を見つけた
僕も手を振り返した
僕も君も泣いたね
通り中の人達が手を振って僕を見送ってくれるよ
もう安心だね 灰色に戻ることはないだろう
また灰色が広がってきたら僕を呼んでね
足元に色が残っているうちに
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