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ミニカー
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作詞 渡辺朋美(ワタナベトモミ) |
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赤くて小さなミニカー
いつからあったか知らないけれど
僕の大切なもの
何年経っても大切なミニカー
後ろにひいて手を離せば
勢いよく走り出す
勢いがよすぎて机から床にも落ちた
汚れはしたけど壊れはしなかった
強い僕のミニカー
それにくらべて僕は昔から弱くて
泣き虫でそれが情けなくて
でも君はとても強くて
なんど転んでも泣かないで進んだ
床に落ちて立ち上がれなくて
大泣きしている僕の肩を叩き
わけのわからない言葉を必死に繋いで
愛情と温もりのこもった言葉を繋いで
励ましてくれた僕の友達
君は僕の前を走っている
僕はスピード調整が下手でよく床に落ちた
君はかっこよく走り抜けて
僕を追い抜かしていく
僕は君になればいいと思ってた
君みたいになんでもできる奴に
出あった時から君はたくましくて
赤いミニカーみたいに強くてかっこよくて
だけど知ったんだ
僕も君も 誰かの手を借りないと走れないと
落ちれば 誰かに拾ってもらわないと駄目だと
強そうな君も泣く時があると
弱い部分ももってるってことを
僕もきっと君のように走り抜けるよ
床に落ちても少しずつ強くなっていくよ
僕を助ける手は 君のものだよ
君を助ける手は 僕のものだよ
赤くて小さなミニカー
強くて何でもできる君
いつからあったか知らないけれど
僕の大切なもの
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