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タカラモノ
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作詞 結基 |
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この世に生まれた一番最初の 自分の証は声だった
覚えちゃいないけど それは確かな"生きている"という音だった
その時点では一緒だったのに いつしか格差は広がって
知らず知らずと人と比べて "生まれつきなんだ"と逃げていた
でもそれはただの屁理屈 心は違った
好きなものは 好きならそれでいいと思った
人のせいにしても環境恨んでも
何の意味もないと知ってしまった
才能なんかない そんなの必要ない
ここで唄えれば それでいいや
この世に生きてる人たちの中で 君は綺麗な声を持つ
意識せずとも気になっちゃうのは "同じモノ"好きだからなのか
そんな君は認められてて 僕の存在は誰も気にしない
だけど結局諦めきれず 意地で立ってる僕がいた
人は人 それぞれ違った目線があるから
自分だけの価値観 見つけりゃいいと知った
人と比べたって 点数付けたって
その基準自体 不確かじゃないか
良いも悪いもない そんなの関係ない
ここで唄うのは "声"があるから
それが僕にとっての存在証明だから
この声尽きるまで 捨てたりはしないよ
お金とかないけど 自由でもないけど
それでも生きている 命がある
地位も名誉もない そんなの問題ない
ここで唄うこと それが誇り
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