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暗闇
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作詞 BΩJ(BlacKΩJacK) |
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漆黒に交わる蝙蝠(コウモリ)の群れ
遮られたのは光だけじゃなく未来さえも崩された
今さら嘆(なげ)いたところで何も変わらぬ現実
独りには慣れていない僕はこの先の道さえ解らない
冷めた雨の中を傘もささず
くたびれた足を引きずって濡れながら歩く
遠くで微かに聴こえる悲鳴にも似た何かに怯えながら
寒さと孤独で身体は震えるばかり
この場所でもし息絶えたとしたら
誰か僕をあるべき場所に戻してくれる?
こんな近い空じゃなくて
天高い空を見たいんだ
漆黒を切り裂くくらいの
光を浴びていたいんだ
エサとして認識し始めた蝙蝠(コウモリ)の群れ
長い牙を剥き出して威嚇(いかく)しながら飛び交う
突き刺さる身体の痛みより心がとても苦しい
誰でもいいから僕の名前を呼んでくれ
生きてる喜びさえ忘れなきゃ
こんなところで迷いもしなかったはずなんだ
やり直すことなんて出来るはずもなく時間は流れ
僕の灯(ともしび)は薄くなって消えそうで
この場所でもし息絶えたとしたら
誰か僕をあるべき場所に戻してくれる?
こんな近い空じゃなくて
天高い空を見たいんだ
漆黒を切り裂くくらいの
光を浴びていたいんだ
そして心から謝りたい
生きたくても生きられない人達に・・・
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