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孤独のブラインド
作詞 姫子
聞こえてこない・・・痛みに叫ぶ
自分の声が声を潰してしまった
自分で潰した痛みを忘れる為に
もっと更に痛みが欲しいと叫べない喉で強く叫ぶ
求められた風の目的が すれ違ったままで
そして 全てに別れを告げる
きっと 今も何処かで 
この声の悲鳴は何かに引っかかったまま
置き去りになっている
枯れ果てた涙の次には一体何が流れるのだろう

涙も失くし 
声も失くし 
希望も失せた

サヨウナラ。

自分に関わった全てのモノへ冷たい視線を受け流し 
あの海へこの身を投げ捨てたい
血にまみれてそっと最期の頼み
届かないままで消え失せる
その痛みを訴えた心の悲鳴やっと此処まで来た

なのに

今更関わらないで 
孤独のブラインドが開かれてしまう
光る白い乾いた涙は今あなたの前で再び溢れ出す
もう枯れた筈なのにもう要らないと決めたのに
そして 聞こえない声は新たに悲鳴を上げる

飛ぼう―\―\・・高く飛ぼう 
天国よりも高いあのビルから

あなたの前で流してしまった不覚の涙 
これ以上心の足跡を心配されたくない
その前に高く飛ぼう

・・・小さな箱に入った自分を見て泣かないで
自分の所為だと責めないで 
そして痛みの種を植えないで
自分と同じ痛みを感じないで

サヨウナラ。

したかったのに 
どうしてかな 
とても悲しい
泣き顔が痛い
本当は聞こえていたんだ 
知っていたんだ 
分かってくれていたんだ怖かった 

裏切った 

もっと泣きたかった
枯れていなかった 
満たされていたんだ
抱き締めていてくれていた
本当はもっと生きたかった
やっと気づいた

死ぬ前に

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歌詞タイトル 孤独のブラインド
公開日 2005/09/11
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 社会問題
コメント ある人へ向ける為に綴った詩。うつ病でリスカ・ODもして病院へ送り込まれた時、ポケットに入れていた詩です。今でもこの詩を見ると、涙が溢れてきます・・・。
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