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比類なきモノ
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作詞 kyω |
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俺の名を
知らしめてやりたい
驚愕なまでの力を持って
明日を考える
俺は生きているのか
この高揚感は
収まってしまっているのか
ただ窮屈に
闇に生き育った
外に出ることは許されず
口を利けるものも居ない
鬱屈し抱えたストレス
捌け口が見つからず
どうしようもなく
『自由』になりたい
考えたけど
生涯来ない
そう知った
あいつらの目が嫌いで
嫌悪を込めた視線で
誰一人と俺を
認めようとははしなかった
唯一向ける視線は
憎
虞
蔑
負の感情だけだった
世界が煩わしくて
憎しみは連なり続ける
憎しみと、絶望と
やるせなかった
怒弄
絶望
嘲笑
挙句の果てには見下して
諦め、を知った
俺はただ
神の如く達観し
『煩わしさ』
を盾に
全ての色を取り去った
俺にできる唯一の
終幕の引き方だった
生きる意味さえ無くて
ただ人に蔑まされて
それだけの運命で
そのために生まれてきた
ならそのときを
待ち続けるのが役目
だから待っていた
寒月が延々と
満ち欠けを繰り返す
ただ俺の
死への秒読みを・・・
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