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ありがとう
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作詞 KIN◎ |
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練習中にボールを手に持ち
太陽にかざしてみた
真っ青な青空と自分の手が
交わった時
嬉しくてなんか気持ち良くて
何度も繰り返した
誰にも教えたくない自分だけの
楽しみだった
でも、もうそれをする事も出来ないんだよね
引退っていう終わりもあったんだけど
私はそれだけじゃなかったんだ
引退前に手術という忠告があった
まさかとは思ったけどそのまさかだった
自分がまさか手術をする事になるなんて
思ってもみなかった
引退試合には出れないし
ボールを透かして見る事さえ許されなかった
誰にも分からないんだと言って
みんなを困らせた
なんか取り残された気がして怖かったんだ
真っ青の青空が自分の手から
離れて行った
悲しくてなんか悔しくて
涙が溢れた
練習を日陰から見るだけの毎日が
嫌で嫌で部活が嫌いになっていった
仲間に腹を立てたり
泣いて一人で帰ったり
みんなを困らせてばかりだった
ごめん
でも、もっと分かってほしかったんだよ
寂しかったんだよ
でも、みんなが心配してくれてるの痛いほど
伝わってるからありがとね本当にありがと
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