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三等星
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作詞 小豆色 |
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一番眩しく 光ってる星
夏の夜には それはもう燦々と美しく
でも あの星は太陽に照らされてるだけなんだ
田舎のばぁちゃんは いつも 穏やかに笑ってくれてた
自分が小さい頃にした過ちだって 叱りはしたけど
最後は笑って 許してくれた
今 考えると 甘えていたんだね
夏休みに図工の宿題に悩んでると
すぐにばぁちゃん家に遊びに行った
そして いつもばぁちゃんの穏やかな笑顔をながめ
『そうだね』と 笑い返してスケッチしてた
今はもう 写真や画用紙の中でしか
笑ってはくれない
まっすぐに自分を見つめてくる
ただ 見つめてくる
その視線に 息が詰まりそうになる
きっと今の自分を見たら ばぁちゃん泣いちゃってたかも
でも もう大丈夫 今はきっかけが出来たから
それはあなたがくれたから
もう 甘えてる場合じゃないと
気付かせてくれた
あの星は輝いてる
でも 自分で光ってはいなくて 誰かに照らされてて
そんなのはイヤで
自分は自分の力で 光ってみせるよ
一等星は ほど遠いけど
三等星ぐらいには なってみせるよ
夏の空が見せてくれてた
あの燦々と輝く星達に
光を送り返してみせるよ
きっと輝いてみせるよ
一番星はあせっちゃうから
ちょっと遠慮するけどさ
たとえ 三等星になったとしても
たとえ 蛍の光になったとしても
きっと 私の力で
この 大地の星空で
きっと 輝いてみせるよ
Dear my grandmother,
I love you .
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