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秋風
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作詞 想良 |
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靴のつま先じっと見つめ 時々石畳の模様に目を移す
蟻の行列を追うのは飽きたし 空を眺めるのも疲れた
どうしてこうも 一人でいるのはつまらないの
もう一度記憶を探ってみれば全て思い出すだろう
ついでに傷を痛めつける原因も
そんなに急かさないで秋風
まだ浸りたいのあの人のぬくもり
お願い もう少しだけ
あたしの中からあの人を奪わないで
忘れてしまえば楽なんだろうけど
この苦しみもあの人といた証だと思えば
どうってことも無くなる
お願い もう少しだけ
騒がしい夏よ過ぎ去っていかないで
あたしの泣き声を海に沈めてね
いきなり季節が変わってしまっても
あたし着いていけない
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