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僕の涙と イチバン星
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作詞 拓海 |
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登るのに20分は もったいない気もするんだけど
一段ずつの階段にも文句を言うつもりはなくて
最後の一段には自慢しながら ついにこの空に出逢えた
小さい光に目を奪われ 眩しくないのに目を細め
僕の目に生まれたイチバン星
この丘と空の間に 僕だけの線でつなげて
空に手を伸ばした
人がいるのに気がつかなくて そのまま手を伸ばしておく
そしたら君は笑いながら 僕の真似をしたね
輝き続けてる空の下で 僕ら二人で話をして
二人で作った星座は 僕らの夢
夜の道を好きになり 走って僕らの夢に向かい
贅沢な20分も 階段に自慢するのも忘れられる
雨の日には窓越しに雲を見つめて 窓を曇らして
そこに僕らの夢と 君の名前を書いたよ
太陽が海に帰ると 僕らはあの丘に行き
いつものように君は指で星をつなげて
二人は空に手を伸ばして 目をつぶり願う
宇宙から届くこの光に願う
輝き続けてる僕らの夢は 僕らの心にも映り
君と離れるコトに 僕は何もできなかった
今では10分で登れるこの階段に 気を使うこともなくて
最後の段には なぐさめられて・・・でもここが好きで
背中に抱えた 後悔と夢を どこにも下ろせないまま
雨でも晴れでも ここで君を待ってる
いつしか目線も高くなって 空と近づいて
大人になったら 僕には何が輝くんだろう
夢を見るコトも忘れて ただ誰かのタメに働いて
何にも追われず 自分のペースで進む道に
いつか君を見つけるコトができるなら
この救えない心に 君の思い出をまだ残したい
派手に濡らした僕の顔も 派手に輝くイチバン星も
君との夢に愛を乗せて 全て僕の誇りにしてやる
君が僕を忘れても いつか僕を伝えてやる
だからたまには空を見上げてよ
僕らの夢があるから 僕の涙があるから
どれだけ遅くなってもいい
たとえ 空を見下ろす頃になってもいいから
あの光に込めた願いを 思い出してくれたなら
それが僕らのイチバン星だよ
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