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オリジナルブレンドコーヒー
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作詞 優真 |
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朱色が窓を 染めだしたら
月より早く 出かけよう
いつもの店で 独り祈る
君がこのまま 来なければ・・
冷めていくコーヒーと
攻め立てる後悔と
あきらめの服をまとった君に
イイワケなど
甘いモカへと 注がれた
サヨナラで
心に沁みて 痛むほどの
ブラックに
今さら砂糖 溶かしても
静かに 底へと 堕ちてゆくだけ
藍色が眠り 誘いだしたら
星より彼方 はぐれてく
いつもの店も 今日で終わり
君もまるごと 置いてくよ
去ってゆく ほほえみと
まだ残る 愛情と
幸せに溺れ 壊した僕に
アワレミなど
白いカップに 沁みついた
ため息と
ココで交わし 崩れ落ちた
約束を
今頃深く 噛み締めて
ライトが 滲んで 涙に気付く
互いの心 ブレンドし創りあげた
甘いコーヒー
僕は派手に転んで カップも全て
殺してしまった
甘いモカへと 注がれた
サヨナラで
心に沁みて 痛むほどの
ブラックに
今さら愛を 叫んでも・・
静かに 見慣れた 戸を押し開けた
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