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《例えばのハナシ》
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作詞 東雲 李葉 |
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例えば今 すべてを失うとして
それはもう 二度と取り戻せないとして
そしたら僕は正常(マトモ)な精神さえ失うだろう
選択肢なんて与えてもらえなくて
失くす 以外選ぶものなどなかったら
その時は 自分を投げ出してでも君という存在を護り切れるかな?
“唯一”と喩えるには遠すぎる想いなのだけど
君が此処に在てくれる それだけで僕はすべてを受け入れられるから
だから世界が終わるその時も
君を思い出しながら 微笑んで 静かに終わりを迎えられるよ
例え世界が壊れても僕は僕のままで在り続けるなら
歪んだ秩序で成り立つ世界を 音を立てて崩れ行く世界を
君と二人で見守ってたい
灰色の空が全てを覆って 闇が僕らを支配しようとも
一筋の光はいつも僕の傍に在る
ひらひら舞い落つ愛の言の葉 君と僕の距離を埋めてく
永遠に 永遠に 僕らが僕らを忘れぬように
例えば今 君 を失うとして
どんなに手を伸ばしても もう二度と取り戻せないとして
そしたら僕はこのいかれた世界を 片っ端から 壊し始めるだろう
願いと夢の境界は溶け落ちて
失うことが僕にとっての必然なら
その時は 成すべき運命(さだめ)を振り解いてでも君という存在を護ってみせるよ
“唯一”と喩えても届かない想いなのだけど
君が何処かに在てくれる それだけですべてを受け入れられるから
だから灯(ひかり)が消えるその時も
君への想いを噛み締めながら 少し泣いて 優しく終わりを迎えられるよ
例え世界を壊しても人間(ヒト)は人間で在り続けるなら
歪んだ歯車廻し続けて 不協和音に怯える子供たちを
君ごと包んで護っていたい
暗雲が自由を押さえ込み 光が僕らを捨てようとも
一欠けらの希望はいつも僕の傍に在る
ひらひら舞い落つ夢の言の葉 君と僕の隙間(あいだ)に溢れる
永遠に 永遠に 人間が優しさ忘れぬように
例え世界が壊れても僕は僕のままで在り続ける
歪んだ正義を掲げながら 無力な拳を振り上げて
君を護ると強がってる
雷鳴が告げる神の怒りと この惑星(ほし)の悲痛な叫びが
この世で只一つの唄となり
誰かが描いたシナリオに 静かに幕が引かれようとも
一筋の光はいつも僕の傍に在る
ひらひら舞い落つ終焉(おわり)の言の葉 君と僕は離れないから
永遠に 永遠に 人間が愛を忘れぬように
永遠に 永遠に 僕らが僕らを忘れぬように
永遠に 永遠に
僕らが僕らでいられるように
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