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今僕は旅立とうとしている
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作詞 DDman |
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全ての生き物も物質も 何もかもが
そこに在るのが「当たり前」
そんな詩を詠う詩人
物事も命もを解析して 突き止めて
知識と情報を「真実」とする
そんなエゴを持った学者
じゃあ 僕は何だ?
整備された道路があり
その両脇に小高い建造物
街頭が目に眩しく 光る
こんな景色を 秩序正しく整理されている
現代人はそんな事を思うだろう
僕には そう思えない
宇宙の歴史から見たら
国だけでない世界から見れば
ただ無秩序に意味の解からない物が
そこに散りばめられている
そんな風に見えるかもしれないよ?
人を殺すことは罪じゃないかもしれないし
むしろそれは善行なのかもしれない
自然をぶっ壊したって
人間という愚かな生き物が住めなくなるだけ
地球が 生きるために
僕にとって僕は他人だ!
自分が居る事が感じられない。
誰か傍に来て抱きしめてくれ…
一体何の為に生きているんだ?
点と点が繋がりかけて
僕の脳を 心を 強く刺激して
全てを捨てて全てを手に入れろと叫んでいる
今を逃したら機は無いぞと…
友人の忠告を斬って捨てる
恋人の顔はもう忘れたんだ
憎い両親を 良心を 置いて
とても大きな何かを
流れを 世界を 真理を
この傲慢でちっぽけで
力無き両腕で掴もうとしている
答えを知るため 僕は
今 旅立とうとしている
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