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たぶん明日になったら 泣く。
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作詞 ☆★☆マキ☆★☆ |
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「ツーツーツー」っていう
寂しいデジタル音は聞きたくなかったから
あたしから「切」ボタン押した
最後くらい許してね
電話は切った、これであたし達は終わった
ぁ、でも借りたまんまのマンガを
返さなくちゃいけないんだ
別れたから
泣かなくちゃ
「大好きだったのに…」って
涙を流して 貴方のこと忘れなくちゃ
涙と一緒に流さなくちゃ
大好きな君に電話して
いつもみたいに
慰めてもらって
優しい言葉に 涙しなくちゃ
手を伸ばせば
受話器に届くのに
手が届かない
君に心配かけたくないからなのか
一人で平気だからなのか
よく分からないけど
たぶんただ、実感できていないからだと思う
あたし達って、本当に終わったの?
あっけなさすぎて
漠然としていて
降り続く雨だけが
現実味があった
お母さんが部屋に入ってきたから
現実に引き戻された
あたしはいつもどうりに笑いながら
お母さんとおしゃべりしているから
さっきまでの出来事が嘘みたいで
夢見たいで
きっとあたしの妄想なんだよね
そしてあたしはいつもの生活に戻るんだ
夜はメィルにパソ\コン
勉強しなくちゃって焦りながらも
メィルとパソ\コンから離れられなくて
てか、貴方とのメィル終わりにしたくなくて
貴方からのメィルに浮かれて返事するんだ
きっとそんな生活に戻るんだ
違うょ、これこそあたしの妄想だ…
そんな生活には
戻っちゃいけないんだ
戻れないんだ
貴方という穴が 空いてしまったのに
痛くも痒くもないのは
現実味がないから
ただそれだけ
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