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1時間27分55秒
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作詞 ☆★☆マキ☆★☆ |
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午後8時に電話の約束
初めての電話だね、ちょっと嬉しい
自分の部屋にこもって
こっそりダイヤル押すの
「はぃ もしもし」
と貴方の声?
渋い声が受話器から聞こえてくる
あたしの声はどう届いてる?
外は雨降り 車の音が聞こえるよ
貴方もこっそり 電話してるのね
幸せな時間が過ぎるとは思ってなかった
今日でけじめをつけること 分かってた
別れるか? 別れないか?
別れたくなかった 好きだった
勉強の話したり 昔の恋の話したり
出会った頃の話したり
思い出話がつのるから、
涙がこみ上げてきちゃうょ
貴方の声も震えてるょ
嫌いじゃないのに別れるなんて
変な話だよね
好きなのにゼロに戻りたいって
どういうこと?
「別れよう」って
なかなか切り出さない貴方
「もしかして…」って
期待しちゃうあたし
きっとバカだ
貴方は真っ暗な世界にいるから
全てを切り離さないと 立ち直れないんだって
軽くなりたいんだね そしたら空も飛べるのかな?
車の音ががうるさくて
乱れた電波が会話を邪魔して
ため息ついた
悲しい雨音が聞こえる
「別れよう」って
切り出せない 優しくてズルくてバカな貴方だから
あたしから「バイバイ」言ってあげるね
好きなのにどうしてあたしから「バイバイ」?
おかしいね
それじゃぁ
もう これっきり
きっともう 話さないから
話しちゃうと
思い出すから
諦められなくなるから
「じゃあね バイバイ」
長い沈黙
貴方は今 どんな顔してるの?
泣き顔は想像しなかった
枕をぎゅぅって抱きしめた
この電話切ったら
もう貴方との関係も切れちゃうから
このボタン押したら
もう貴方とは繋がるものなくなっちゃうから
分かってるょ、
分かってるヶド、
「ぢゃぁ 切るから…本当に バィバィ…」
バィバィ。
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